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第4期セラピスト養成トレーニングの再開

先週末、5ヶ月ぶりに第4期セラピスト養成トレーニングを行いました。5日間の予定を2日間に変更しましたが、今回は集まるだけでも意義があると思っていたので、開催できただけでも満足でした。距離を保ち、身体には触れず、大声を出さずと、三密にならないよう、「新しい生活様式」に則る形で行いました。

日程、内容とも制限があるなかでのトレーニングでしたが、このような状況に相応しいワークを行うことができましたし、オンラインの恩恵も受けました。ブラジルのサンパウロと繋がり、ルーベンスの講義とエクササイズを受けることができたのです。飛行時間だけでも24時間掛かる地球の裏側のブラジルと、オンラインで繋がり、体験を共有するというのは、なんとも不思議な感覚でした。あたかもルーベンスが会場に一緒にいる感覚に陥ったからです。オンラインの可能性を感じたトレーニングでもありました。ルーベンスに感謝です。

トレーニング中は、食事中以外はマスク着用で、必要な場合を想定してフェイスシールドを用意するという準備万端の形で進めましたが、トレーニング後の集合写真では、琵琶湖畔で風が強かったことから、マスクを外して撮りました。マスクを外すとやはり笑顔が映えます。皆さんの笑顔からもいい2日間だったことが分かります。まだ1年目が終わったばかりですが、同じメンバーで長期間に渡るトレーニングを行う良さを改めて感じた2日間でもありました。次回は、今回の欠席者3名と2年目からの参加者を含め、全員が集えることを願っています。

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「交感神経の説明と活性化エクササイズ」動画のご案内

YouTubeに「交感神経の説明と活性化エクササイズ」という動画を投稿しました。

このような困難な状況を乗り切っていくためには、交感神経の瞬発力と行動力を発揮していく必要があります。その際、自分自身の力強さを歪曲させて他者を傷つけたりするのではなく、建設的な方向に健全に使うことが必要になります。そのためのヒントになれば幸いです。

最近、ソーシャルメディアで匿名での誹謗中傷が話題となっています。この動画はその前に撮影したものですが、自分の力強さを発揮する際に、それに見合う身体構造が必要だということを話しました。身体性を取り戻すことが急務に感じています。

「ストレス下における心身への影響」動画のご案内

BIPSのディレクターの一人、贄川がボディサイコセラピーの観点で「ストレス下における心身への影響」について話した動画のご案内です。前半は、人間に共通する神経系の反応をお伝えし、後半は現在のウイルス感染拡大抑止状況のなかで心身に生じる可能性についてお話ししました。

講座などとは異なり、YouTubeでは聴いてくださる対象が不特定多数であるために、誰に向けて話せばいいかが分からず、後半はコンテキストが曖昧になり、一貫性に欠けてしまいました。ご了承ください。興味のある方に観て頂けたら幸いです。

EABPの会議での基調講演について

来年9月に、イタリアのボローニャで開催されます「European Congress for Body Psychotherapy」での基調講演を、ポリヴェーガル理論を提唱しているStephen Porges博士が務めることが分かりました。

個人的には、ポージェス博士とともに、子供の発達に関する研究で、ボディサイコセラピーの論文によく名前が出てくるGeorge Downing博士の講演が気になります。最近、ダウニング博士は身体の組織化(Body Organizing)に焦点を当てた認知行動療法のトレーニングを行っているようです。興味深いです。

https://mailchi.mp/eabp/2nd-eabp-virtual-general-assembly-3098701?fbclid=IwAR2h0S–NR984TKHAEcBi03KTmFwt6vRS0hF5nPJGR_-USMO2rWrF10c5O4

3日間の合宿トレーニングの終了

清里での3日間のトレーニングが終わりました。BIPS 4期が始まったのが今年6月上旬ですから、開始してから5ヶ月、4回目のトレーニングでした。4回で計15日しかお互い会っていない訳ですが、日常での出会い方とは異なるため、関係性における信頼が随分と深まり、皆さん、安心して内面に向き合い、各自が自分を大切にしてシェアをしていました。

今回のトレーニングでは、はじめてタッチの要素を学んで頂きました。その際にお伝えしたことがあります。私たちは、どうしても触れている時ばかりに意識を向けがちですが、特に心理療法という枠組みで身体に触れる場合、相手に触れている間だけではなく、手を離す時、手が離れている間、そしてまた触れていく時と、全ての段階に同程度の意識を集中する必要があるのです。それは、カウンセリングにおいて、発せられる言葉の行間や沈黙に意識を向けることとも似ていますし、トレーニングとトレーニングの間の日常生活に、トレーニング期間同様に意識を向けることとも似ています。人との出会いによって生じること、人と離れて1人になることで生じること、その両極の状態を知ることによって、目の前の人をより理解することができるのです。

4期の追加募集について、近日中に詳細をお知らせしますので、関心のある方は時々、このブログにアクセスしてください。

専門家向け短期セミナーのご報告

モーリッツィオによる5日間のトレーニング後、講演会と専門家向け短期セミナーを終え、心地よい疲労感と満足感を感じています。準備期間を含めると結構な労力ですが、皆さんに、モーリッツィオの素晴らしさを体験して頂き、満足して頂けたことが、何より嬉しく感じています。そして、また開催したいという気持ちになります。

2日間の短期セミナーでは「トラウマに対する神経生理学に基づく身体心理療法的アプローチ」をテーマにして、専門家対象に行いましたが、このように参加対象とテーマを限定することによって、短期間でもある程度、皆さんに体験をして頂き、それに伴う理論もお伝えすることができたように思いました。

それとともに、トラウマに対するアプローチは、通常行う身体心理療法(ボディサイコセラピー)のアプローチとは理論や手法は一緒であっても、ワークの運び方は大分異なることをあらためて感じました。そう思うと、BIPSが行っていることは幅が広く、セラピスト養成トレーニングの4年間だけで学びが終わるようなものではなく、継続的に学ぶ機会を提供すること必要にも感じました。

今回、イタリアから来日して精力的にワークを続けてくれたモーリッツィオにあらためて感謝です。来年10月にモーリッツィオは再来日しますが、その際にもトレーニング以外に、公開ワークショップ、もしくはセミナーを開催いたしますので、スケジュールが決まり次第お知らせ致します。

ご参加された皆さん、本当にありがとうございました。

講演会のご報告

今日は、渋谷にて「トラウマに対する神経生理学に基づく身体心理療法的アプローチ」の講演会を行いました。モーリッツィオは、トラウマを抱えるクライアントに長年、心理療法を行ってきた臨床経験豊富なバックグラウンドを持ち、かつミラノ大学医学部で教えていることもあり、事例を絡ませながらの講義はとても分かりやすく、最新の情報を提供してくれました。

講義1時間、質疑応答1時間でしたが、皆さんからの質問がとても当を得ていて、あっという間に2時間が過ぎました。皆さんは、まだまだ聴きたいことがあると思います。それは明日明後日の「専門家向け短期セミナー」に持ち越しましょう。

身体を取り入れた心理療法(ボディサイコセラピー)の歴史は古く、日本でも30年以上の歴史があるにも関わらず、日の目を見ることがなかなか出来ませんでした。神経生理学が発展したお陰で、ようやく専門家の皆さんに注目をされ始めたことが、今回の講演会でよく分かりました。明日明後日の「専門家向け短期セミナー」が、さらに楽しみになりました。

また、BIPSの4期生、3期生、2期生も参加し、同窓会のようで楽しくもありました。現在1年目の4期生、そして卒業生たちにとっても、セラピスト養成トレーニングとはまた違う切り口でしたから、有意義な時間だったことでしょう。

開催をしてよかったと感じた2時間でした。

モーリッツィオによる4期合宿トレーニングが終了しました。

モーリッツィオによる5日間のBIPS 4期トレーニングが京都で終わりました。写真は最終日に撮影したものなので、途中退席された参加者は写っていませんが、今回、4期が始まって初めて全員が揃いました。

今回はモーリッツィオの器に合わせてかなり深いワークとなり、グループの信頼と成熟さが増しました。4年間のトレーニングのまだ1年目の途中で、これだけの成熟度ですから、4年後のトレーニング終了時にはどれほど成熟していることでしょう。今から楽しみです。

モーリッツィオ博士のご著書

9月14日から16日までの3日間に、「トラウマに対する神経生理学に基づく身体心理療法的アプローチ」の講演会と短期セミナーを行いますが、今回は講師を務めるモーリッツィオ博士の著書を紹介します。

残念ながら英語版、および日本語版は出版されていないため、内容を本から把握することは出来ませんが、モーリッツィオ博士の講義を長年受けている立場から紹介させて頂きます。

「虐待のトラウマに対する心理学的アプローチ」というタイトルで、イタリア語で書かれた本で、スペイン語、ポルトガル語でも出版されている評価の高い本になります。ブラジルでは精神分析学会から講演依頼を受けたほどです。

特に性的虐待に対する心理療法のアプローチを記載した本になります。一般論や理論など抽象的な説明ではなく、具体的なケースについて治療シークエンスを記載してある貴重な本のようです。特に明記すべきは、心理的側面のみならず、身体的側面から介入するアプローチを提案していることです。

今回の講演会、および短期セミナーでは、この本の内容に何処まで触れるかは、現段階では分かりませんが、少なくともこのような臨床経験と知識を持ったモーリッツィオ博士からは、限られた時間に多くのものをシェアして貰えることでしょう。

ぜひ、世界的に活躍するモーリッツィオ博士から学ぶチャンスを活かしてください。

http://www.bodypsychotherapy.jp/201909_seminar.pdf

講演会・専門家向け短期セミナー開催のご案内

BIPSでは、9月に「『トラウマ(心的外傷)』に対する神経生理学に基づく身体心理療法的アプローチ」をテーマに、BIPS国際トレーナーの一人、ミラノ大学医学部教授のモーリッツィオ博士による講演会と専門家向け短期セミナーを開催します。

今回は、スティーヴン・ポージェス博士による「ポリヴェーガル理論」を含めた、トラウマに対する身体心理療法のアプローチをご紹介いたしますので、ご興味のある方は是非、リンク先の詳細をご覧ください。

身体感覚が希薄となり、衝動や感情を身体レベルで保持できず、いとも簡単にキレてしまう人が多く見受けられる現代社会にとって、身体性を取り戻すことが急務であると感じます。ぜひ多くの方に知って頂きたい内容ですので、この情報をシェアして頂けたら幸いです。

http://www.bodypsychotherapy.jp/201909_seminar.pdf