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「交感神経の説明と活性化エクササイズ」動画のご案内

YouTubeに「交感神経の説明と活性化エクササイズ」という動画を投稿しました。

このような困難な状況を乗り切っていくためには、交感神経の瞬発力と行動力を発揮していく必要があります。その際、自分自身の力強さを歪曲させて他者を傷つけたりするのではなく、建設的な方向に健全に使うことが必要になります。そのためのヒントになれば幸いです。

最近、ソーシャルメディアで匿名での誹謗中傷が話題となっています。この動画はその前に撮影したものですが、自分の力強さを発揮する際に、それに見合う身体構造が必要だということを話しました。身体性を取り戻すことが急務に感じています。

「ストレス下における心身への影響」動画のご案内

BIPSのディレクターの一人、贄川がボディサイコセラピーの観点で「ストレス下における心身への影響」について話した動画のご案内です。前半は、人間に共通する神経系の反応をお伝えし、後半は現在のウイルス感染拡大抑止状況のなかで心身に生じる可能性についてお話ししました。

講座などとは異なり、YouTubeでは聴いてくださる対象が不特定多数であるために、誰に向けて話せばいいかが分からず、後半はコンテキストが曖昧になり、一貫性に欠けてしまいました。ご了承ください。興味のある方に観て頂けたら幸いです。

EABPの会議での基調講演について

来年9月に、イタリアのボローニャで開催されます「European Congress for Body Psychotherapy」での基調講演を、ポリヴェーガル理論を提唱しているStephen Porges博士が務めることが分かりました。

個人的には、ポージェス博士とともに、子供の発達に関する研究で、ボディサイコセラピーの論文によく名前が出てくるGeorge Downing博士の講演が気になります。最近、ダウニング博士は身体の組織化(Body Organizing)に焦点を当てた認知行動療法のトレーニングを行っているようです。興味深いです。

https://mailchi.mp/eabp/2nd-eabp-virtual-general-assembly-3098701?fbclid=IwAR2h0S–NR984TKHAEcBi03KTmFwt6vRS0hF5nPJGR_-USMO2rWrF10c5O4

3日間の合宿トレーニングの終了

清里での3日間のトレーニングが終わりました。BIPS 4期が始まったのが今年6月上旬ですから、開始してから5ヶ月、4回目のトレーニングでした。4回で計15日しかお互い会っていない訳ですが、日常での出会い方とは異なるため、関係性における信頼が随分と深まり、皆さん、安心して内面に向き合い、各自が自分を大切にしてシェアをしていました。

今回のトレーニングでは、はじめてタッチの要素を学んで頂きました。その際にお伝えしたことがあります。私たちは、どうしても触れている時ばかりに意識を向けがちですが、特に心理療法という枠組みで身体に触れる場合、相手に触れている間だけではなく、手を離す時、手が離れている間、そしてまた触れていく時と、全ての段階に同程度の意識を集中する必要があるのです。それは、カウンセリングにおいて、発せられる言葉の行間や沈黙に意識を向けることとも似ていますし、トレーニングとトレーニングの間の日常生活に、トレーニング期間同様に意識を向けることとも似ています。人との出会いによって生じること、人と離れて1人になることで生じること、その両極の状態を知ることによって、目の前の人をより理解することができるのです。

4期の追加募集について、近日中に詳細をお知らせしますので、関心のある方は時々、このブログにアクセスしてください。

専門家向け短期セミナーのご報告

モーリッツィオによる5日間のトレーニング後、講演会と専門家向け短期セミナーを終え、心地よい疲労感と満足感を感じています。準備期間を含めると結構な労力ですが、皆さんに、モーリッツィオの素晴らしさを体験して頂き、満足して頂けたことが、何より嬉しく感じています。そして、また開催したいという気持ちになります。

2日間の短期セミナーでは「トラウマに対する神経生理学に基づく身体心理療法的アプローチ」をテーマにして、専門家対象に行いましたが、このように参加対象とテーマを限定することによって、短期間でもある程度、皆さんに体験をして頂き、それに伴う理論もお伝えすることができたように思いました。

それとともに、トラウマに対するアプローチは、通常行う身体心理療法(ボディサイコセラピー)のアプローチとは理論や手法は一緒であっても、ワークの運び方は大分異なることをあらためて感じました。そう思うと、BIPSが行っていることは幅が広く、セラピスト養成トレーニングの4年間だけで学びが終わるようなものではなく、継続的に学ぶ機会を提供すること必要にも感じました。

今回、イタリアから来日して精力的にワークを続けてくれたモーリッツィオにあらためて感謝です。来年10月にモーリッツィオは再来日しますが、その際にもトレーニング以外に、公開ワークショップ、もしくはセミナーを開催いたしますので、スケジュールが決まり次第お知らせ致します。

ご参加された皆さん、本当にありがとうございました。

講演会のご報告

今日は、渋谷にて「トラウマに対する神経生理学に基づく身体心理療法的アプローチ」の講演会を行いました。モーリッツィオは、トラウマを抱えるクライアントに長年、心理療法を行ってきた臨床経験豊富なバックグラウンドを持ち、かつミラノ大学医学部で教えていることもあり、事例を絡ませながらの講義はとても分かりやすく、最新の情報を提供してくれました。

講義1時間、質疑応答1時間でしたが、皆さんからの質問がとても当を得ていて、あっという間に2時間が過ぎました。皆さんは、まだまだ聴きたいことがあると思います。それは明日明後日の「専門家向け短期セミナー」に持ち越しましょう。

身体を取り入れた心理療法(ボディサイコセラピー)の歴史は古く、日本でも30年以上の歴史があるにも関わらず、日の目を見ることがなかなか出来ませんでした。神経生理学が発展したお陰で、ようやく専門家の皆さんに注目をされ始めたことが、今回の講演会でよく分かりました。明日明後日の「専門家向け短期セミナー」が、さらに楽しみになりました。

また、BIPSの4期生、3期生、2期生も参加し、同窓会のようで楽しくもありました。現在1年目の4期生、そして卒業生たちにとっても、セラピスト養成トレーニングとはまた違う切り口でしたから、有意義な時間だったことでしょう。

開催をしてよかったと感じた2時間でした。

モーリッツィオによる4期合宿トレーニングが終了しました。

モーリッツィオによる5日間のBIPS 4期トレーニングが京都で終わりました。写真は最終日に撮影したものなので、途中退席された参加者は写っていませんが、今回、4期が始まって初めて全員が揃いました。

今回はモーリッツィオの器に合わせてかなり深いワークとなり、グループの信頼と成熟さが増しました。4年間のトレーニングのまだ1年目の途中で、これだけの成熟度ですから、4年後のトレーニング終了時にはどれほど成熟していることでしょう。今から楽しみです。

モーリッツィオ博士のご著書

9月14日から16日までの3日間に、「トラウマに対する神経生理学に基づく身体心理療法的アプローチ」の講演会と短期セミナーを行いますが、今回は講師を務めるモーリッツィオ博士の著書を紹介します。

残念ながら英語版、および日本語版は出版されていないため、内容を本から把握することは出来ませんが、モーリッツィオ博士の講義を長年受けている立場から紹介させて頂きます。

「虐待のトラウマに対する心理学的アプローチ」というタイトルで、イタリア語で書かれた本で、スペイン語、ポルトガル語でも出版されている評価の高い本になります。ブラジルでは精神分析学会から講演依頼を受けたほどです。

特に性的虐待に対する心理療法のアプローチを記載した本になります。一般論や理論など抽象的な説明ではなく、具体的なケースについて治療シークエンスを記載してある貴重な本のようです。特に明記すべきは、心理的側面のみならず、身体的側面から介入するアプローチを提案していることです。

今回の講演会、および短期セミナーでは、この本の内容に何処まで触れるかは、現段階では分かりませんが、少なくともこのような臨床経験と知識を持ったモーリッツィオ博士からは、限られた時間に多くのものをシェアして貰えることでしょう。

ぜひ、世界的に活躍するモーリッツィオ博士から学ぶチャンスを活かしてください。

http://www.bodypsychotherapy.jp/201909_seminar.pdf

講演会・専門家向け短期セミナー開催のご案内

BIPSでは、9月に「『トラウマ(心的外傷)』に対する神経生理学に基づく身体心理療法的アプローチ」をテーマに、BIPS国際トレーナーの一人、ミラノ大学医学部教授のモーリッツィオ博士による講演会と専門家向け短期セミナーを開催します。

今回は、スティーヴン・ポージェス博士による「ポリヴェーガル理論」を含めた、トラウマに対する身体心理療法のアプローチをご紹介いたしますので、ご興味のある方は是非、リンク先の詳細をご覧ください。

身体感覚が希薄となり、衝動や感情を身体レベルで保持できず、いとも簡単にキレてしまう人が多く見受けられる現代社会にとって、身体性を取り戻すことが急務であると感じます。ぜひ多くの方に知って頂きたい内容ですので、この情報をシェアして頂けたら幸いです。

http://www.bodypsychotherapy.jp/201909_seminar.pdf

4期セラピスト養成トレーニング開始、および追加募集のお知らせ

BIPS 第4期セラピスト養成トレーニングが始まりました。これから4年間に渡り、ボディサイコセラピー(身体心理療法)を自分自身の変容を通して学んで頂きます。

受精後、胎内環境から心身の発達が始まり、今現在に至るまで、外界とのかかわりのなかで、身体構造とともに精神構造が形成されてきましたから、過去の環境において必要で身につけた鎧を溶かし、今現在の自分に相応しい枠組みを身につけていくには、ある程度の期間、心理療法を継続する必要があります。生涯、私たちはこのような過程を歩んでいて、必要に応じて他者からの支援が必要になる、とも言えるでしょう。

ボディサイコセラピーを提供するには、まず自分自身が、このような変容の過程を体験を通して学ぶ必要があり、そのために4年間もの歳月を掛けています。これはBIPSに限ったことではありません。BIPSが認定を受けているヨーロッパ・ボディサイコセラピー協会(EABP)のトレーニング基準であり、ヨーロッパ心理療法協会、さらには世界心理療法協議会に準拠する基準でもあるのです。

ボディサイコセラピーの特徴は様々ありますが、一つ言えることは、自我形成にとって重要な3歳までの傷を扱うことができる、というものです。胎内環境から3歳までは、私たちが想像している以上に、今現在の心、身体、生命エネルギー、対人関係のパターンに影響を与えています。しかしながら、3歳以前のことを、言語のみを用いる心理療法で扱うには限界があり、どうしても心理療法に「身体」を持ち込む必要があるのです。

このようなトレーニングにコミットする参加者の多くは、対人支援職の方々です。4期生も、鍼灸師、心療内科医、看護師、保健師、整体師、大学心理学部講師、セラピスト、ファシリテーター、障がい者支援者など、臨床現場で人をサポートしている、素晴らしい人たちです。彼らが、自分の専門領域にボディサイコセラピーを統合し、今以上に他者と深い関わりを持ちながら支援できるようになることを願ってやみません。そのために、BIPSとしては4年間のトレーニング環境を整え、できる限りいい内容を提供していく所存です。

BIPSでは、ライヒから始まる長年の臨床経験に基づいた理論と技法とともに、母子関係、大脳生理学の研究から分かったことを取り入れて、セラピストの養成を行っていますが、単に職業的な役割のための技法や理論を身につけるためだけではなく、困難な状況でもしっかり地に足を付け、自分の感情の振り回されず中心を保ち、その場で人と向き合うことができるような在り方を、身につけていくことを目的として、トレーニングを行っています。

愛情を持って他者の言動に耳を傾け、ほんの些細な表現にも注視し、意識と無意識にどのような力動があるかを察知し、今まで表現されたことのない激しい感情の表出が被支援者からあったとしても、その場に共感とともに存在する人たちが社会のなかに居ることは、どれだけ助けになることでしょう。

4期は始まりましたが、現在も追加募集を行っています。このようなトレーニングに興味のある方、もしくは私たちの理念に共感して一緒に活動してみたいと思う方は、ぜひご検討ください。詳細は、以下のサイトに掲載しています。

https://bodypsychotherapy.jp/training.html